設計事例

【新築事例】大きい屋根の家

片流れの大きな屋根が特徴的な住宅です。外壁は耐久性の高いガルバリウム鋼板を使い、柱や梁、玄関扉の木をそのままみせるデザインにしました。
軒下の濡れ縁は、洗濯を干す際や、外作業をしたときのベンチとして使うことが出来ます。天気のいい日はここで寝転んでもいいかもしれません。

自然を感じ、ゆったりと過ごす

自然を感じてゆったりと家族で過ごしたい。
そんなご家族の要望をかなえるために、東側に大きな窓と、おこもり感のある小さな3畳の和室を設けました。

大きな窓からは、林と田んぼ(写真では写っていませんが…)の緑を望むことができ、写真のちょうど土があると場所で、ご主人の趣味である家庭菜園をすることができます。

和室からも、緑やご主人やお子様が家庭菜園や外で遊んでいる景色を眺めることが出来ます。襖を閉めれば、来客用の寝室にもなります。

リビングダイニングは吹抜けの開放的な空間になっています。冬でも西側に設けられたハイサイドライトからリビングまで光が明るく差し込みます。
階段を上ると、子ども部屋と多目的に使えるオープンルームが2部屋あります。

天井は構造材の梁と合板がみえるようなデザインです。
オープンルームは将来お子様が増えたり、ライフスタイルが変化した際に多様な使い方ができるように、部屋として区切らずに開放的にしています。

木の香りを感じる寝室

寝室はリラックスできるように、大きい窓は設けず、照明のも明るすぎないように計画しました。部屋の広さは布団2枚を敷いたときに少しゆとりのある幅と奥行きにし、天井は無節の杉板を貼りました。

四季を感じる窓

南側に設けられた窓は、窓越しに自然を感じられるように、アオダモとモミジの木を植えました。夏は日差しを遮り、秋に紅葉し、冬は明るい光を室内に取りいてくれます。

その他の部屋

物件概要

  • 延床面積 110.2㎡
  • 構造 木造(在来軸組工法)
  • 用途 戸建住宅
  • その他 ㈲lideal在籍時に設計監理を担当させていただいた物件です
ABOUT ME
Haruka Chiba
一級建築士 仙台・宮城を中心に住宅の新築・リノベーションの設計をしています。 Blogにて設計以外の日々の暮らし、仙台についての情報発信をしています。